太閤下水(日本水道新聞社撮影)
近代的下水道が整備される以前、豊臣秀吉が大阪城築城に着手した天正11年(1583年)に石積の下水溝の原型が作られました。この下水溝は、城下町の町屋から出る下水を排水するために作られたものです。
東西の横掘川に囲まれた城下町は、大阪城に向かう東西道を軸に碁盤の目に区切られ、その道路に面した建物の背中どうしのところ(裏口)に下水溝が掘られました。この下水溝は「背割下水」あるいは太閤秀吉にちなんで「太閤下水」と呼ばれています。
太閤(背割)下水は今でも使われている約20kmのうち、約7kmが「史跡」として大阪市の文化財に指定されています。
●太閤(背割)下水を見てみよう!
太閤(背割)下水は、地上に設置しているのぞき窓から自由に見ることができます。皆さんもぜひご覧ください。
•所在地:大阪市中央区農人橋1-3-3(市立南大江小学校西側)
•交通:地下鉄中央線・谷町線「谷町四丁目」駅8番出口から徒歩5分
以下URLから詳細をチェック!!
https://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000010446.html
住之江処理場でのバラの植栽
●レクリエーション施設や憩いの場を提供
住宅が密集している大都市では下水処理場や抽水所(ポンプ場)は貴重な都市空間の一つでもあることから、大阪市ではレクリエーション施設や憩いの場などとして有効利用できるよう整備を行っています。
このうち下水処理場には花の咲く木を中心として市内の下水処理場ごとにシンボルツリーを決め、四季折々の花を植栽しています。
下水道施設の一部を利用してグラウンドを設置したり、花や緑で溢れた「せせらぎの里」を提供するといった取り組みも行っています。
また、下水道が果たす役割を皆様に広くご理解いただくために、下水処理場の一般公開(年1回程度)を行っていますので、ぜひお越しください。
詳細については、以下のURLからご覧ください。
https://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000012773.html
舞洲スラッジセンターのせせらぎの里
●マンホールカード
市民をはじめとする皆様に下水道事業についてご理解いただくために、マンホールカードを配布しています。
大阪市のマンホールカードは、大阪市の下水道のはじまりである太閤(背割)下水が、大阪城の築造と城下町の整備に合わせて作られたことから、中央に大阪城を配し、そのまわりを市花の桜と水流で飾るデザインとなっています。配布場所は以下の通りです。ぜひ集めてみてください。
・月曜日から金曜日(土曜日・日曜日・祝日除く)
大阪市建設局下水道部調整課(9時から12時15分、13時から17時30分まで)
住所:大阪市住之江区南港北2丁目1番10号 ATCビルITM棟6階
・土曜日、日曜日、祝日(月曜日は休館です)
おおさかATCグリーンエコプラザ(10時から17時まで)
住所:大阪市住之江区南港北2丁目1番10号 ATCビルITM棟11階西側
市花の桜の咲き誇る大阪城(左)とそれをモチーフにしたマンホール蓋(右)
大阪市のマンホールカード