大阪平野は、淀川などの土砂の堆積によってできた沖積平野であり、上町台地等の一部を除いて大阪市域の約90%がポンプで排水する必要のある雨に弱い地形となっています。
そのため浸水対策として概ね10年に1回の大雨(1時間当たり60㎜の降雨量)を対象とした抜本的浸水対策である「なにわ大放水路(平成12年完成)」などの整備を進めてきた結果、雨水対策整備率は平成30年3月末で約80.1%と全国平均を上回っており、浸水被害は減少傾向にあります。
しかし、昨今の局所的な短時間の大雨により浸水被害が発生している状況を踏まえ、現在、抜本的浸水対策として「淀の大放水路」の整備を進めています。
「なにわ大放水路」は大阪市東南部の雨水を湾岸部に導く最大内径6.5m、総延長12.2kmの下水幹線で、最下流部にある住之江抽水所には毎秒75m3の排水能力を備えるポンプ施設があります。
「淀の大放水路」は、
淀川以北(西淀川区、淀川区、東淀川区)の雨水を湾岸部に導く最大内径7.5m、総延長22.5kmの下水幹線で、最下流部には毎秒105m3の排水能力を備えるポンプ施設を整備する計画となっています。
また、現在、此花下水処理場内に新たなポンプ場を建設しており、さらなる浸水対策の強化を図っています。
大阪市の地盤高図
なにわ大放水路
淀の大放水路